必ずしも一番難しいマジックが一番受けるわけではない
時々、自分の中の「マジシャン」というエゴを戒めることが必要です。内的な技術、つまりトップチェンジやダブルリフト、あるいはパームといった技法が使われていないという理由だけで、マジックの価値を低く見てしまうことはよくあります。でも、それは間違いです。素人(観客)は技法なんて見ていません。彼らが見ているのは結果であり、現象そのもの、つまり「外的な側面」なのです。内側の苦労など、我々マジシャンが気にしているだけで、観客にとっては知ったことではありません。
今週末、ちょっとした実験をしてみました。
友人の誕生日会で、技術を一切使わない予言のカードマジック「Aburrido de Mezclar(退屈なシャッフル)」を披露しました。そのあと、エルムズレイカウントやダブルリフトを駆使した「ジャズ・エース」を演じました。マジックを終えてしばらくしてから、みんなに尋ねてみました。「正直なところ、どれが一番気に入った?」
全員が、「予言のやつ」と答えました。
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