ログインが必要です

このレッスンにアクセスするにはログインしてください。

ログイン

カオス・アンド・オーダー(混沌と秩序)

DDani中級34m2

なぜ、ほとんどの「シャッフルされた」マジックは嘘臭く見えるのか

多くのマジシャンは、デックが混ざっていることを証明しようと必死になりすぎです。派手なカットを連発したり、カードがいかに混ざっているかをしつこく強調したりします。しかし、それは「普通の人」がトランプを扱う時の動きとはかけ離れているため、かえって観客に疑念を抱かせる原因になります。

混沌(カオス)から秩序を生み出す

デックがバラバラであることを証明しようとするのをやめ、ありのままの「乱雑な状態」を受け入れたとき、マジックはより強力になります。このレッスンでは、そのカオスを逆手に取る方法を学びます。演技が終わる頃、観客は「確かにマジシャンがシャッフルし、自分たちがランダムにカードの山を選んだ」と確信するはずです。その「ランダムな」はずの山がAからKまで完璧なシークエンスで並んでいる時、それは巧妙な技法の結果ではなく、真実の奇跡のように感じられるのです。涼しい顔でデックを手に取り、不可能な現象をさらりと起こせるマジシャンを目指しましょう。

「カオス・アンド・オーダー」で学べること

ダニ・ダオルティスが、観客がシャッフルし、カードを選び、さらに「保険」として数枚のカードを脇に除けておくルーティンを解説します。選ばれたカードを当てるのは簡単ですが、本当のキッカーはその「保険」の山にあります。観客自身がカードを扱っていたにもかかわらず、その山は特定の同スートがAからKまで完璧に並んだ状態になっているのです。

ここでは、選ばれたカードを「探している」最中に、観客の目の前で密かにスートをソート(並べ替え)するテクニックを学びます。ダニは「知覚(パーセプション)」の概念、つまり観客が「見ている」と思い込んでいるものと、実際に「起きている」ことのギャップをどうコントロールするかを詳説します。また、演技における「句読点(パンクチュエーション)」の使い方も伝授します。これは、観客の脳に「いつ注目し、いつリラックスすべきか」を伝える、身体的・言語的な小さなサインのことです。

ダニ・ダオルティスについて

ダニは、マジックを「完全なる偶然」に見せることにかけては世界一のマスターです。彼はそのキャリアを通じて、心理学を駆使して観客の常に三歩先を行く方法を追求してきました。彼は単なる技法を教えるのではなく、観客の記憶をマネジメントする方法を教えます。それにより、観客の思い出の中では、実際よりもさらに不可能なマジックへと昇華されるのです。

収録内容

  • 1枚のカードを探しているふりをして、スート1つ分をすべてソートする方法
  • バラバラの山の中でカードを追跡するための「フラッシュバック・スタック」
  • 自然にカードを配っているようにしか見えないフォルスカウント
  • 「知覚」を利用して13枚を10枚に見せる方法
  • 適切なタイミングでミスディレクションをかけるための「言葉の句読点」
  • 借りたデックや、数枚足りない不完全なデック、シャッフルされたデックでの演技法

よくある質問

何年も「ガチガチ」なスタイルでカードマジックをやってきたのですが、大丈夫でしょうか?
全く問題ありません。ダニのスタイルは、そうした硬い習慣を「アンラーニング(脱ぎ捨てる)」することから始まります。力を抜いて自然に振る舞う方法を学ぶことで、秘密のムーブはむしろ隠しやすくなります。

スートを出現させる方法は、これしかないのでしょうか?
唯一の方法ではありませんが、最も実用的な方法の一つです。シャッフルされた借りたデックで演じられるため、あらかじめセットされた「スタック・デック」を持ち歩く必要がありません。

正しく演じられているかどうかは、どうすればわかりますか?
観客があなたの「手元を凝視(バーン)」しなくなった時、それは成功しています。あなたがカジュアルかつ「無頓着」に振る舞うことで、観客は警戒心を解きます。その瞬間こそが、マジックが起きる最高のタイミングなのです。

高度なハンドリング技術は必要ですか?
いいえ。このレッスンは、難しい指の運動(フィンガー・ジムナスティクス)よりも、心理学とタイミングに重きを置いています。デックをシャッフルし、カードを配ることさえできれば、十分に習得可能です。