ライジング・リング
借りた指輪を輪ゴムで上昇させる方法
会食中や友人との集まりの場。誰かに「何かマジックを見せて」と言われたとしましょう。トランプは持っていませんが、手元には一本の輪ゴム、そして誰かが指輪をはめています。その両方を受け取り、観客の目の前で、指輪が自ら輪ゴムを登り始めるのです。
ライジング・リングの秘密
多くの人は、このようなマジックにはインビジブル・スレッドや磁石が必要だと思い込みます。しかし、その秘密は実はもっとシンプルです。手の中に輪ゴムの余分な「溜め」を隠し持っておくだけなのです。その緩んだ部分をゆっくりと解放していくと、指輪は上に移動するしかなくなります。
なぜこのマジックは場所を選ばないのか
特別なギミックを一切必要としないため、いつでも演じることができます。照明の具合や、観客との距離を心配する必要もありません。動きがゆっくりと一定なので、単なる素早い「ムーブ」ではなく、本物の魔法のように見えます。演技の後、観客が何か隠していないかあなたの手を掴んでくることもあるでしょう。ですが、何も怪しいところは見つかりません。
このレッスンで学べること
フリオ・リベラが、3分足らずでハンドリングのすべてを解説します。輪ゴムの余った部分を隠し、普通の短い輪ゴムに見せる具体的な方法を伝授。観客に悟られずに「リリース」するための、独特な指の位置を学ぶことができます。
レクチャーは非常に端的で、グリップの「理由」に焦点を当てています。輪ゴムを自然に見えるように伸ばす方法や、指輪が勢いよく飛び出さないようにスピードをコントロールするコツも紹介します。生き物のように這い上がる動きを演出する方法を、フリオが徹底解説します。
フリオ・リベラについて
フリオはストリートマジックの達人であり、自身のYouTubeチャンネルやMagigramを通じて数千人の生徒に指導を行ってきました。プロ仕様のステージセットを必要としない、「いつでも、どこでもできる」マジックを得意としています。
収録内容
- 余った輪ゴムを隠すための「パーム・ハイド」テクニック
- 借りた指輪をスムーズに通す方法
- 指輪のスピードを制御する「スロー・リリース」の手法
- 輪ゴムを普通の長さに見せるためのコツ
- 演技の直後にすべてを改めてもらう(検め)方法
よくある質問
習得は難しいですか?
全くそんなことはありません。数ある「浮遊現象」の中でも、最も簡単な部類に入ります。10分ほど練習すれば、自信を持って演じられるようになるでしょう。
特定の種類の輪ゴムが必要ですか?
切ったり伸ばしたりできる標準的な輪ゴムであれば何でも大丈夫です。指輪が滑り落ちてしまわないよう、ある程度の「摩擦(グリップ)」があるものが最適です。
観客に指輪を調べさせても大丈夫ですか?
はい。相手から借りた指輪と普通の輪ゴムしか使いませんので、調べられて困ることはありません。現象が終わった瞬間に、両方をそのまま手渡すことができます。
重い指輪でも演じられますか?
標準的な結婚指輪や軽いリングが最も適しています。非常に重くボリュームのあるリングの場合、動きが少し遅くなることがありますが、原理自体は問題なく機能します。