シェルを使ったコイン・スルー・ザ・テーブル
コイン・スルー・ザ・テーブルの演じ方
テーブルに座り、3枚のコインを提示します。片手をテーブルの下に置き、もう一方の手で上のコインを覆います。1枚ずつコインが固い木を通り抜け、待ち構える下の手に音を立てて落ちていきます。
なぜシェルを使うと簡単なのか
このルーティンでは、難しい部分の多くをシェルが担ってくれます。シェルを使えば、1枚のコインを別のコインの中に隠すことができるため、実際には4枚あるところを観客には3枚にしか見えない状態を作れます。テーブルを障壁として利用することで、コインが上の手から「消失」した瞬間に、下の手に着地する音を観客に聞かせることができます。この「音」こそが、魔法をリアルに見せる鍵となります。
学習内容
ホセ・アルカリオが、不自然に見えないコインのハンドリングをレクチャーします。シェルからコインをスムーズに外す方法や、手の側面を使って余分なコインを隠す方法を学びます。ホセは「チャリン」という音のタイミング、つまりコインが木を貫通したことを観客に確信させる特定の音の出し方を詳しく解説します。
また、ルーティンのスマートな終わらせ方も学びます。最後の1枚がテーブルに溶けていくような「ラビング・バニッシュ(擦る消失)」を解説します。また、シェルを裏返してマットの上を滑りやすくし、最後の動きを鮮やかに見せるためのコツも伝授します。超絶技巧の持ち主でなくても、素晴らしい演技を披露することが可能です。
ホセ・アルカリオについて
ホセ・アルカリオは、クロースアップマジック(マイクロマジック)を得意とする、受賞歴のあるマジシャンです。その精密なコインワークで知られ、プロ仕様のギミック自作も手掛けています。スペイン代表として、マジックの世界大会であるFISMにも出場しています。
収録内容
- シェルからコインを密かに外すテクニック。
- 現象の説得力を高めるための「音」の活用法。
- 手の側面でシェルをカバーする方法。
- 最後の1枚を消すためのラビング・バニッシュ。
- マットの上で滑りを良くするための、シェルの密かな反転方法。
- 3枚のコインの全シークエンスに関する詳細な解説。
よくある質問
必要な用具は何ですか?
通常のコイン3枚と、それに合うエクスパンデッド・シェルが1枚必要です。
立った状態で演じられますか?
このバリエーションでは、最後の消失にラッピングを使用するため、テーブルに座って演じるのがベストです。
習得は難しいですか?
「コインズ・アクロス」の基本を知っていれば、すぐに習得できるでしょう。コインマジック初心者であっても、シェルのおかげで難しい操作の多くをカバーできます。
角度に制限はありますか?
正面や、少し斜めに座っている観客に適しています。テーブルの真下を覗き込まれないようにだけ注意してください。