ウォレットからのライジング・ビル
従来の方法
多くの人は、物を動かすには高価な電動デバイスが必要だと思いがちです。壊れやすかったり、肝心な時に電池が切れたりする電子機器に大金を投じてしまいます。
シンプルなセットアップでお札を浮かせる
このメソッドでは、隠しスレッド(糸)とテープを使って現象を起こします。特別な「マジック用ウォレット」や電子機器は一切不要です。交通系ICカードや古いクレジットカードなど、普段持ち歩いているカードを使って5分ほどでセットできます。
仕掛けの肝は、ウォレットのポケット内にスレッドをどう「アンカー(固定)」するかです。カードにスレッドを取り付けることで、頑丈なレバーの役割を果たします。ウォレットを保持し、親指をほんの少し動かすだけで、お札がポケットから這い出してきます。ウォレットが手の上にあるだけで、まるでお札が生きているかのように動きます。現象の直後、そのままお札を観客に手渡して改めさせることも可能です。
フリオ・リベラについて
フリオ・リベラは、現実世界で「演じられる」マジックに特化したストリートマジシャンです。リセットが簡単で、ほぼどんなウォレットでも演じられることから、彼はこのメソッドを推奨しています。彼は何年もかけて、数百万人のフォロワーのために、こうした「いつでも演じられる」エフェクトに磨きをかけてきました。
学習内容
- ウォレットに対して目立たないスレッドの選び方
- 確実かつ取り外し可能な「カード・アンカー」の手法
- スレッドが抜けたり滑ったりしないためのテーピング術
- 親指で操作しやすくするための「フラップ」のセット
- お札をスムーズに上昇させるためのスピード調整
- お札を改めてもらう(手渡す)ためのベストな方法
- ギミックを悟られずに「クリーン」に片付ける方法
よくある質問
スレッドは目立ちませんか?
ウォレットの色に合わせれば(黒いウォレットに黒いスレッドなど)、まず見つかることはありません。解説動画の中では、動きを分かりやすくするためにフリオはあえて白いスレッドを使用しています。
特定の種類のウォレットが必要ですか?
いいえ。お札を入れるスペースと、カードを差し込むポケットがあれば大丈夫です。ウォレットの形状は様々ですが、原理は同じです。
どのくらいの練習が必要ですか?
セットアップには5分ほどかかります。準備ができたら、鏡の前で10分ほど練習して親指の動きをマスターしてください。お札が急に飛び出すのではなく、一定の速度でスムーズに動くように意識しましょう。
普段使いのウォレットとして使えますか?
はい。仕掛けは小さく、邪魔になりません。普通のカードや現金を一緒に入れておき、見せたい時にいつでも「作動」させることができます。